診察内容


 


 

 

打撲

 

打撃。衝突等の外力等の作用により、滑液膜、関節膿、筋肉等が挫滅された状態を言います。

症状としては、疼痛、腫脹、軽度の運動制限、関節内血腫、皮下血腫等。

治療としては、冷湿布、その後は温熱療法、マッサージ、関節部では運動療法にて軽快にします。

 

捻挫

 

外力の作用により、関節の生理的運動範囲を越えた過度の運動を強制されて関節嚢や靭帯の損傷を来たすも関節面の相互の位置関係が正常位に保たれているのを言います。

捻挫は足関節に最も多く、次に膝、指関節です。

症状しては、疼痛(捻挫した瞬間に関節が強制された運動方向と同じ方向に他動的に動かすと疼痛強く、その反対方向に動かすと余り痛くない)関節腫脹、著明な運動制限関節内血腫形成。

治療としては腫脹の大きい捻挫には副子固定、冷湿布、後に温熱療法、マッサージ、運動療法、関節サポーター装用。

指圧により主動的に静脈にある循環血液の還流を促し血行が盛んになれば、各組織の酸素の利用率も高められます。

打撲、捻挫には安易に思われがちであるが2・3日で腫脹や痛みが引かない時は整骨院で治療を受けるのが望ましいです。

 

骨折

 

外傷性骨折は全く健康な骨が折れるもの。

病的骨折は骨に病的変化(化膿性骨髄炎、骨形成不全症、骨の悪性腫瘍、骨較化症等)があって骨質が脆弱となり、極く弱い外力または殆んど外力なしに折れるものを言います。

症状としては機能障害、受傷と同時に患肢の使用不可能となる但し簡単な亀裂骨折では機能障害は軽度。

変形-骨折部の内出血による腫脹、骨折端転位による患肢の屈曲、短縮、捻転等。

 

●疼痛

 

又、骨折線に一致して特に強い限局性圧痛、骨折痛があり、又、骨折部から離れた部位より骨長方向に圧を加えた場合、骨折部に疼痛がある。

異常可動性 - 長管状骨の完全骨折の場合著明、関節に近い骨折の時は関節運動と区別し難い。亀裂骨折、楔合骨折では異常可動性を証明せず。

軋轢音 - 異常可動性のある場合、骨折端が互いにふれ合う音がする。

治療法としては、骨折部の転位があれば整復、骨折部の固定(ギプス固定または副子固定)があるが、骨折部の転位が大きければ観血的整復を行う。

当院では骨折、脱臼及び腰椎、膝関節の検査では協力病院にてX線、MRI検査を紹介しております。

 

脱臼

 

外力が関節に作用して、その関節の生理的運動範囲以上の運動を強制する如く働き、関節嚢や靭帯の断裂を来たし、その結果、関節端の一方が関節嚢の裂目から外に突出した状態である。

脱臼は老人、小児には起こり難く、むしろ骨折を起こします。

症状としては関節の形態の変化、骨軸の変化、関節窩の空虚と異常位置に於ける骨頭の触診。異常肢位に於ける固定及び他動的運動時の弾揆現象、自動運動不能、関節部の限局性疼痛等があげられます。

治療としては受傷後できるだけ早く整復します。

整復の手技はそれぞれの関節により異なる。整復後は短期間固定し、早期に運動練習開始。骨折を合併したものは、まず脱臼を整復し骨折の治療を行います。

 

●小児の肘関節脱臼(肘内障)

 

原因としては手を強く引っぱった時に起こります。

症状としては突然号泣し、上肢を弛緩性に下垂し、動かさず、外見上肘関節の腫脹、変形無く、橈骨頭に前方から指圧を加えると痛みを訴えます。レントゲン像には変化はありません。

治療としてはすぐに整骨院へ行くのをおすすめします。

 

 

 

按摩の種類は多いが目的から区分すると、医療按摩、スポーツ按摩、保健按摩の三種類に分けられる。

 

経穴按摩

 

経穴は人体の経絡、臓腑の気が出入り、集まる体表の部位をさし、その大部分は十四経脈の通路上に分布される。

各経穴の作用はいずれも臓腑と密接に関係し、また一定の経脈に属しているので経穴と名付けたのである。

経脈按摩は針のかわりに指先を使って、経脈の流注に沿って、経穴に点、按、圧、揉、を行い、按摩手法を用いて、損傷や虚弱となった経脈に対してその流注に従って補い、 停滞や閉塞となった経脈に対してその流注に従って瀉する、又失調された機能を整え疲れを解消して全身の新陳代謝を促進することもできる。

 

皮膚に対する生理効果

 

按摩は一種の柔軟性を持つ機械的運動であり、まず皮膚に作用する。

皮膚には大量な血管、リンパ管、汗腺、皮脂腺があり、それらは体の代謝、排泄、分泌に参与し、又体温調節等にも参与する。

按摩するとき、大きさと速さの異なる力の刺激を受け、皮膚内外の毛細血管が拡張され、皮膚組織間の老廃物が排除されてしまう。

また、手法により、血流が速くなり皮膚組織中の循環血液血流量が増えてくる。

指圧により主動的に静脈にある循環血液の還流を促し血行が盛んになれば、各組織の酸素の利用率も高められる。

又、皮膚の呼吸を改善することができ、汗腺と皮脂腺の分泌によい。皮脂腺と汗腺の分泌が高まるならば、皮膚に対して滋潤と保護の役割を果たし、皮膚が滑らかになり、つやが出てくる。

 

神経系に対する生理効果

 

按摩は一種の良性の物理的刺激である。

したがって手法が異なれば神経系に及ぼす作用及びそれが生じた生理効果も違ってくる。

例えば、弾揆手法は興奮作用を起こし、体表按摩は鎮静作用を起こす。

要するに按摩は神経系、特に脳を健やかにし、安静にさせる作用があり、また、脳の血液循環を改善し脳の酸素摂取量を高め大脳皮質の機能調節にも有益である。

 

筋肉に対する生理効果

 

按摩により筋肉の中に閉塞されていた毛細血管が拡張され、血流の量が増えてくる。

従って按摩された筋肉群がより多くの血液供給と栄養物質を得、筋肉の潜在能力を増強し、張力と弾力を高め、さらに収縮機能と筋力を高め、その痿縮を防止する。

そのほか、皮下の脂肪を減らし減脂に対しても特殊な作用がある。

 

 

 

通気療法とは?

 

病気とは「気」が病むと書きますが、この「気」こそ、私たちの命の元であり、健康の基本なのです。

現代社会の中で、気を張りすぎたり、気兼ねしたり、気落ちしたりすると、皆元気を傷つけ、やがて病気になったり、首、肩、腰、膝等が痛くなったりします。

これらの痛みは、経絡上の「気の流れ」が疎通しなくなって起こると言うのが通気療法の立場です。

通気療法は奇経療法を元にして生まれました。 この奇経は陰に属するものが4本、陽に属するものが4本計8本あり、通気療法はこの8本の経絡を駆使して治療します。つまり「気」を巡らせるための療法なのです。

通気療法の最大のポイントは気の流れを良くすることです。そのためには、今感じている痛みの治療点と その補佐ツボを知ることです。

この治療は簡単で、磁気バンと張り薬のテープででき、短時間で効果が実感できます。

それでは腰の痛みチャートをやってみましょう。

 

腰の中央部の痛み

 

① まずあなたの主冶穴左手後谿(ごけい)に磁気バンのN極を貼ります。

② 次に補助穴右足申脈(しんみゃく)に磁気バンのS極を貼ります。

③ さらに痛みのある患部の圧痛点に磁気バンのS極を貼ります。

④ そして患部の圧痛点に6本のテープ状の貼り薬を貼ります。

⑤ 貼り終えたら足を前の方に投げ出すよう、楽な姿勢をとります。

⑥ その状態で全身の力を抜きます。私は今とてもリラックスしているとイメージします。

⑦ ゆっくりと3回深呼吸を繰り返します。

⑧ その状態のまま、あなたの隣の人にあなたの主冶穴と補助穴を同時に10秒ほど触ってもらいます。(この時その人に気の流れをイメージしてもらいます。)

 

さあ、ゆっくり立ち上がってみてください。痛み感じますか?

 

これが、通気療法の効果です。

 

他に耳鳴り、頭痛、眼精疲労による目のかすみ、歯の痛み、顔面神経痛の、治療チャートがありますので、お尋ねください。

 

 

 

骨盤、股関節、の矯正によって改善されます。

 

 

 

首、背骨、骨盤矯正

人間の上半身は骨盤の上に乗っております。この骨盤が歪むことによって姿勢が悪くなり、首、背中、腰の筋肉や靭帯に負担がかかり悪くなり、痛みが出るのです。

矯正することによって正しい姿勢に直して改善されるのです。

診察時間

平日の水曜日を除く月曜日から金曜日の診察時間は 朝の9時~12時まで、そしてお昼からは4時から8時までです。水曜日は休診で土曜日と日曜日は、午前中のみ12時までの診察となっております。

お知らせ

    8月23日 ホームページをリニューアルしました。